みたろう日記

今年で30歳です。書こう、そう思い立ったが吉日で始めました。

【ヨーロッパ周遊を終えて】本当の平等を見た

海外旅行に行って、本当に良かった。

帰国してから、否、帰国する前から何度も思っている。

 

ドイツからパリに移動する飛行機に乗る前、日本語を勉強中だというオーストリア女性に話しかけられたとき、「2日間でパリ観光」に大変驚かれた。バカンスが長く、一か所で2週間はゆっくりする彼らからしたら確かにそれは驚くべきことだと思う。

空港で長時間待たせられた時も、他の旅行客はみな不満な顔一つなく、余裕な顔で待っていた。(ように見えた)

海外の航空会社の飛行機には、CAの半分くらいは男性で、スマートに食事を配ってくれた。トイレに行った際には、CAと客がとても仲良く話をしていた。

フランスのトイレは、掃除中は入れなくなることがあるけれど、そんなときは気にせず空いている方に入ると聞いた。

 

どの場面でも、みんながみんな平等だった。あまりに当たり前で、本当に心地よかった。

 

私は日本で生きてきて、不可思議に思うことが多々あった。

休みが取りづらいし、いざもぎ取っても充実していたという話をするのに勇気がいる。結婚式で挨拶や謝辞をする人のほとんどが男性だ。子供が迷惑をかけたときには親が謝る、そのせいか子供を持つ親は常に腰が低い気がする。

こういう一つ一つは私が生まれる前から培われたもので、きっと皆が本当に生きやすい世の中になるには時間がかかる。海外に行って、こんなにも日本が島国だと思い知らされた。井の中の蛙、なんて思いたくなかった。

 

ただ、当たり前、は本当に気持ちよかった!!

私という個人が全肯定されているのを肌で感じた。

 

この心地よさを感じるために、絶対にまた海外に行くと決意した。