【ヨーロッパ周遊を終えて】本当の働き方改革は休暇改革
空港にてあ~んまりな待ちの時間、(荷物預けのみでなんと2時間!)アシスタント添乗員の方から聞いた。
「日本の人って働きすぎよ~」
どうやらヨーロッパの「バカンス制度」、
・年間5週間
・の有給
らしくて、2週間程度の大旅行が普通らしい。
新婚旅行で9日間のお休みを「人生最初で最後!」の気持ちでもぎ取ってきた夫やその仲間たちにとって、未来的にすら感じる言葉。
有給だとは知らなかった・・・。
調べてみると、どんなに仕事で頑張っても自身が豊かになるためには「お休み」が最重要と気づいた人々が発足したらしい。
頷くしかなかった。
「仕事にやりがいがない」という友人の顔を思い出したし、今も頑張って仕事をして体を壊しつつある勤労者を思ってどうしようもなく悲しくなった。
そもそも私たちはお休みがあっても「頑張って」満喫しようとするだろう。
私も以前は特にそうで、朝から家事に精を出し、観たかった映画や本をノルマのようにこなし、もはや仕事だった。のんびりの仕方は、意外にも純日本人の夫から学んだ。
何もすることがない程お休みがあれば、やっと自分と会話できる。
街行くレストランでは、テラス席で楽しそうにお酒を飲んでいる人々が目立った。
出来れば内容を耳に入れたかった。飲まれて愚痴を言っている顔でないことはわかった。