【ヨーロッパ周遊を終えて】みんな違ってみんな良いの実体験
街を歩くとき、無意識にしていたことがある。
目線。前から人が歩いてきたとき、相手のどこを見ていいのかわからない。
目を合わせても気まずいから下を向く、か懸命になんとなくを装って目を反らす。
これがなんとも情けない。でも、そう思ったのは帰ってきてから。
いつの間にかこの習慣は私の肌に染み付いて取れなくなっていた。そのことに、海外で初めて気づいた。
ヨーロッパの人々は、朗らかだった。みんな自由だった。
一人一人肌の色も、顔立ちも、体型も、洋服も、違うのが当たり前。
私は、固定概念に縛られていたことに気づいた。周りの目、どう思われているかが怖くて、この足の太さでは短パンは極力履けないと思い込んでいた。
でも、それは悲しい考え方だ。
日本は島国で、だから違う人があまりに少ない、少数派がどうしても目立ってしまい弱い立場のように思える。
でも、自分のお金で自分を着飾る。好きだと思うものだけ身に付ける。
物事は本当はこんなにシンプルで、誰に何を思われても、自分がありたいようにあって、それがすべてに決まっている!!
私は、もっと自分に合う素敵な服や靴を手に入れたいと思った。
高校生の頃、夏服へと衣替えする際に、みんなは周りを気にしてギリギリまで待つところを、私は移行期間初日に着替えるのを厭わなかった。あれを、これからも繰り返していけばいい。
マスクを取る、すっぴんで歩く、すべて自分で決めたら良いのだ。
(ちなみに国を出たら、9割9分マスクをしていませんでした。日本に来た海外の人の衝撃を想像したら笑えてきた!)